しゃーないほど入りにくい風呂、出たい脱衣所

しゃーないほど入りにくい風呂、出たい脱衣所
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写真は京都にいる友だちが持ってきてくれたバームクーヘン。
その京都は嵐山の旅館に泊まっている。
実家から京都は近いのだ。

■ 入りにくい風呂

朝方、旅館の温泉に一人でいくことにした。
貸し切りかと思いきや、おやおや、脱がれたスリッパが一組。先客が一人いるようだ。
服を脱ぎカゴに入れていると、風呂場からご機嫌な歌声が聞こえてくる。
非常に入りにくい。
「ま、しゃーないか。」
できる限り脱衣所にいる自分の存在を示しながら、
ドタバタドタバタ、ガララララ、ピシャン
風呂場に突入した。

■ 早く逃げたい脱衣所

風呂場からあがり、少しスッポンポンで落ち着いてから脱衣所に置いておいたバスタオルを手に取った。
体を拭き、腰に巻いて、その辺にある試供品のローションなどを顔に塗る。
「なかなかしっとりしてていいやん」
とか評論しながら、バスタオルをカゴの横に置き服を取ろうとしたとき、異変に気がついた。
服が違う。私の服ではない。
五つ右のカゴに目を向けてみると、そこでは見慣れたジャージが私の帰りを待っていた。
また私のバスタオルも、なぜかそこに、も、いる。
では、この塗れてしまったバスタオルは…誰?
責めるその子をゆっくりその場所に置き、そそくさと五つ右に移動してジャージを着、さっさと脱衣所を出ていった。
「ま、しゃーないか。」
メガネかけてないのだからしょうがないよ。
しょうがないって。