嗚呼、今日も食うことかなわず

嗚呼、今日も食うことかなわず
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子どもの頃受けた教えは、呪詛だ。
今でこそ「そんな馬鹿な」と思っているが、
今だに破れないでいる。
例えば「飯を一粒残せば目がつぶれる」。
二粒で失明、という計算になるがあまりにも酷ではないか?
その教えを受けた夜は
「もし、一粒残ってたらどうしよう…あ、奥から一粒…くちゃくちゃくちゃ…セーフティー」
と言ったかどうかは忘れてしまったが、夜も眠れぬ思いで朝目が覚めた。
今なお米粒は残せないでいる。
目潰し呪詛は祖母から受けたものだが、父親に受けたものもタチが悪い。
「猫舌?あんなもん慣れや(火傷して飲め)」
「嫌いやと?慣れたら旨い(昨日の敵は今日の友…喰え)」
おかげさまで、熱いものを飲み食いした後に出来る毎度の火傷には慣れ、
マズかったビールもいつのまにか友だちであった。
ただ、強敵を強敵(トモ)としてきた私も、
未だに苦手な宿敵がいる。
それが写真、ラッオウ…じゃなくて、らっきょ。
しかし、呪詛は破れない。
「今日はそろそろ朋友よね、らっきょちゃん……ぅッ」
口に入れた瞬間「お前はもう、死んでいる」
ありがとうご、ざ、いっ…ざいっざいっざざざざざ…うっ…シタァパゲッ!